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自己点検?評価の対象期間: 平成27年 04月 01日 ~ 平成28年 03月 31日

土田 了輔 (教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
実技授業においては,分業に基づく戦術アプローチを継続して実施し,学習記録は毎回,コメントを入れ,受講者とのコミュニケーションに努めた。 

  【観点2】教育の達成状況
指導した院生はほとんど教職に就いた。今年度もすべて教育実践的な研究を指導した。 

研究指導
  【観点1】学部
アクティブ?ラーニングを意識して,深く考え,自身で課題を見つけられるよう,指導を行った。 

  【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
体育の教育実践や体育指導に関係するテーマの指導を心がけた。 

その他の教育活動
  • 新潟工科大学非常勤講師
  • 上越教育大学男子バスケットボール部顧問
  • 上越教育大学女子バスケットボール部顧問
  • 上越教育大学附属小学校研究会体育助言者
  • 教職講座(直前体育実技)

特色ある点及び今後の検討課題等
  • ボールゲーム指導において「動きづくり」ではなく「ゲーム理解」に焦点を当て、役割取得や役割変化、専門用語に依らない授業を考案、実践している。


<研究活動>
研究成果の発表状況
発】(1)  平成27年 11月 17日: Principle Based Teaching Approach for Understanding Games,Principle Based Teaching Approach for Understanding Games,2015 Game Sense for Teaching and Coaching Conferenc,
(2)  平成27年 09月 19日: The Essential Component of Games,The Essential Component of Games,The 2015 International Conference of the 35th Anniversary of the Japanese Society of Sport Education and The 4th East Asian Alliance of Sport Pedagogy Conference
(3)  平成27年 08月 26日: ボール運動系の内容に関する開発研究-ボールの攻撃性について-,日本体育学会第66回学会大会(於:国士舘大学)

学会活動への参加状況
(1)  平成27年 11月 14日: ~ 平成27年 11月 19日: 2015 Game Sense for Teaching and Coaching Conference
(2)  平成27年 10月 24日: ~ 平成27年 10月 25日: 日本教育実践学会
(3)  平成27年 10月 18日: ~ 平成27年 10月 18日: 新潟県体育学会
(4)  平成27年 09月 25日: ~ 平成27年 09月 27日: 日本体育学会
(5)  平成27年 09月 19日: ~ 平成27年 09月 19日: 日本スポーツ教育学会国際会議
(6)  平成27年 06月 20日: ~ 平成27年 06月 21日: 日本体育科教育学会

◎特色?強調点等
  • 「動きづくり」に終始していた学校体育におけるボール運動の授業で,ゲームを中心とした学習で戦術立案の基盤になる「原理」を指導することの重要さを強調した研究を推進している。この点については諸外国での著書にはゲームの原理についての言及があるが,ゲームの構造を根拠に理論的に説明している論がほとんどない点は,国際的に見ても優れていると考えている。

<社会との連携>
社会的活動状況
(1)  平成27年 09月 04日: ~ 平成27年 09月 04日: 県立教育センター主催研修講師(新潟県立教育センター)

◎社会への寄与等
種目の専門家が少ない小学校教員が,各種のボール運動において学習者を評価する場合,各種目で発達した専門用語や細分化された評価基準を用いずに,学習指導要領に基づいた「型」の考え方に基づいて学習評価ができるような枠組み作りを研究し,現場に還元している。現場では日々の授業における評価活動に直接役立つと評価されている。