自己点検・評価の対象期間: 平成28年 04月 01日 〜 平成29年 03月 31日
 
洞谷 亜里佐
(教 授)
 
<教育活動>

 授 業
 【観点1】教育内容・方法面での取組
  ものを見ること,対象と対話することからの「写生描写」に重点をおき,写生による発見の楽しさや表現することへの神髄に迫ることで「自分らしさとは何か」という主観的な表現方法を模索していく授業の展開に心かけた。
  ブリッジ科目「図画工作」では, 自画像から自分自身を探る表現を試み,描く行為から絵画表現の可能性についての作品作りを行ってみた。
  「絵画表現」「伝統絵画と鑑賞」では,日本画,フレスコ画より東洋絵画の精神性,表現技法,素材などの多方面からの分析を文献や作品を通して研究し,模写による表現の追体験をすることで,古典絵画を読み取ることを試みた。 「日本画研究」では,日本画の素材研究と表現の可能性について自由制作の上で展開していった。
 
 研究指導
 【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)           
  指導1名       
 
 その他の教育活動
  ・茶道部の顧問
 
 ◎特色ある点及び今後の検討課題等
  ・小林古径美術館との連携事業のワークショップ
 
 
<研究活動>

 研究成果の発表状況
  作】(1)平成28年8月:個展 ギャラリームサシ(銀座)
    (2)平成28年8月:上越美術協会展 賛助出品
    (3)平成28年9月:個展 システムアリカ(大塚)
    (4)平成29年2月:新潟県院展作家展(新津美術館)
 
 学会活動への参加状況
  (1) 平成28年11月:保存修復学会
 
 外国における研究の状況
  (1) 平成28年10月3日〜17日:カレル大学マリエ・フルコバ准教授招聘
    
 
<社会との連携>

 社会的活動状況
  (1)「古径の楽校」小中学生の日本画指導(上越市主催)
  (2)妙高夏の芸術学校 日本画講師
  (3)上越市美術展覧会 運営副委員長
  (4)小林古径邸記念美術館 運営委員
  (5)福井県教育委員会主催 日本画ワークショップ講師
  (6)漆ワークショップ企画(小林古径記念美術館共催)
  (7)新発田市美術展覧会 審査員
  (8)教員免許状更新講習 講師
 
 
 ◎社会への寄与等
  ・福井県教育委員会からの依頼で、中・高の生徒への日本画教育の活動にかかわった。