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発達支援教育実践研究コース 幼年教育領域

開設授業科目例

幼年発達心理学

 幼年期(幼児期?児童期前期)の発達を中心とした発達心理学の知見について理解し、現代社会における保育?教育活動における課題に対して、発達心理学の知見をもとに思考を深めます。

子どもの発達研究法

 子どもを対象とした研究を実施するうえでの基本的な知識と技能の理解を進め、研究活動や研究の成果を保育?教育の実践に活かすことのできる実践力を身につけることを目指します。

幼年教育?保育論

 幼年期における公的な教育?保育の制度や組織、実践がどのように展開し現在に至っているかについて具体的に理解するとともに、 共同検討を通して現代の幼年教育?保育を担う教員?保育者が取り組むべき実践的な諸課題を見出し、共有します。

幼年教育?保育研究

 現在、直面している幼年期における教育?保育?子育ての諸問題と教員?保育者の役割について、社会変化の視点から総合的に理解するとともに、共同検討を通して履修者各自がそれぞれの立場から取り組むべき実践的な研究課題を見出します。

子どもの生活環境論

 子どもが身近な自然や動植物とのふれあいを通して、いのちや環境に対する関わり方を学ぶプロセスについて文献や事例を通して考察します。また、子どもが事物の仕組みに興味を持ち、数量や記号に対する感覚を身につける過程を探究します。

子どもの遊び研究

 「遊び」に関する理論や分類について検討することを通して、子どもにとっての遊びの教育的意義を理解します。また、屋外での自然を活用した遊びを実際に経験することを通して、保育現場における遊びの援助や安全管理の実際を理解します。

幼年期の子どもの教育と福祉

 児童福祉に関する制度や歴史的変遷といった基礎的知識を概観することに加えて、文献や事例をもとにグループ?ディスカッションを行います。各々の受講者が持つ教育に関する興味関心を福祉の視点からも多角的に深めていくことを目的とします。

教育福祉研究

 児童虐待といった子どもに関する様々な問題について教育社会学、社会福祉学の観点から考察します。教育と福祉の両者のアプローチから子どもを包括的にケアすることができるような観点を獲得することを目標とします。