氏 名 | 所属?職名等 | 主題及び副題 |
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山本 靖 | 新潟県立新発田南
高等学校教諭 |
高校におけるGISの普及並びに地域復興への寄与
-GISをプラットフォームに- |
氏 名 | 所属?職名等 | 主題及び副題 |
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上田 郁子 | 諫早市立北諫早中学校教諭 | ポートフォリオ評価による「生きる力をはぐくむ」国語教室の創造
-帯単元「『歌集十四歳』を編む」(中学校第2学年)?同「『学校歳時記 彩』を編む」(同第3学年)の構成とその展開法- |
佐久間
奈々子 |
新潟市立寄居中学校
教諭 |
自尊感情をはぐくむ支援?指導のあり方
-価値の主体的自覚を目指す道徳授業を通して- |
このたびは,第4回辰野千壽教育賞最優秀賞という最高の栄誉を賜り,大変光栄に思っております。今回のこの受賞は生徒の実践,地理情報システム学会や筑波大学を初めとした研究機関等のご支援の賜だと思っております。
現在,科研費により次世代を担う若者達にGISにより問題解決能力やプレゼン能力,公民的資質の向上を目指して実践を行っているところです。生徒達の様々な実践は自ら学会等で情報発信することにより高校における空間情報科学の確立に繋がるものと思われます。
さらに彼等自身の大学での研究にも活かされ,また高校生より自治体へ政策提言が行えるような研究をもサポートできればよいと思っております。GISをプラットフォームとした地域,研究機関との連携が深まり,さらなるGISの研究やGISが普及することを願っております。
こうした一連の活動が新潟県の教育振興に繋がることを祈念し,今後も研鑽を積んで参りたいと思います。
このたび栄誉ある辰野千壽教育賞を受賞できましたことを,大変嬉しく光栄に思います。本受賞は,1996年に大学院に学んで以来ご指導を頂く方々のお陰であると深く感謝いたしております。
私の実践研究は,戦後日本の国語教育界に蓄積されてきた単元学習のひとつの継承でもあります。帯単元を実践した二年間は,生徒の短歌と俳句を評価し,推敲の仕方を作品に即して示し,国語通信で即公表する。これをひたすら続けた日々でした。通信は生徒の学習の記録の一部となり,次の作品を生み出す原動力となりました。
その中で,表現方法やものの見方?捉え方を身に付ける期間を確保することの大切さと単元を支えるポートフォリオの力を痛感しました。
作品づくりは生徒の人間性を耕し,自己を再構成し,生きる力をはぐくみました。今後も授業実践に邁進すると共に,理論に学び,精進を重ねる日々でありたいと思います。
第4回辰野千壽教育賞を受賞させていただき,ありがとうございました。
わたしは平成19年からの2年間,上越教育大学大学院に派遣され,研究の場を与えていただきました。わたしの人生の中でも大変貴重な,素晴らしい2年間でした。
大学院での修士論文のテーマは「自尊感情の形成を促す道徳授業」。修了後の3年間,大学院での研究をもとに学校現場で実践を重ね,今年度4月,明治図書より「自尊感情をはぐくむ道徳授業と資料集」を出版させていただきました。
これらの実践研究のまとめが,辰野千壽教育賞優秀賞と認められましたことは大変大きな喜びです。これまでの長きにわたり,多くの方々からご指導,ご鞭撻を賜りましたことに深く感謝いたしております。
わたしの愛する母校,上越教育大学より賜りましたこの度の受賞を,今後の励みに,子どもたちの未来のためにさらに精進していく所存です。
9月30日(金)に,初代学長の辰野千壽先生,選考会議に学外有識者として参画いただいた(財)教育調査研究所理事長の新井郁男様,新潟工科大学教授の髙田喜久司様から御出席をいただき,第4回辰野千壽教育賞授与式を開催しました。
当日は,最優秀賞を受賞された山本靖さん(新潟県立新発田南高等学校教諭)にその栄誉を讃え,賞状を授与するとともに,副賞を贈呈しました。優秀賞は上田郁子さん(長崎県諫早市立北諫早中学校教諭),佐久間奈々子さん(新潟県新潟市立寄居中学校教諭)が受賞されました。
前列左から,戸北凱惟理事,新井郁男様,辰野千壽先生,上田郁子さん,山本靖さん,
佐久間奈々子さん,若井彌一学長,髙田喜久司様,渡部良和理事
後列左から,川村知行教授,西村俊夫教授,佐藤芳德副学長,林泰成教授,廣瀬裕一教授
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