图片



ホーム  >  活動の軌跡  >  辰野千壽教育賞  >  第14回(令和3年度)辰野千壽教育賞の選考結果

活動の軌跡Archive

第14回(令和3年度)辰野千壽教育賞の選考結果

第14回(令和3年度)辰野千壽教育賞選考結果

選考結果
最優秀賞

 該当者なし

優秀賞
優秀賞
氏 名 所属?職名等 主題及び副題
渡部 敬 宮城県立聴覚支援学校主幹教諭 「色そろばん」を使った新しい計算指導     
~計算学習に困難を示すすべての児童生徒のために~
奨励賞

 該当者なし

応募状況
  • 応募者数:10人
  • 男女別の応募者数:男9人,女1人
  • 所属機関別の応募者数:小学校2人,中学校2人,高等学校1人,中高一貫校1人,特別支援学校3人,その他1人
講評
  • 辰野千壽教育賞選考会議議長 講評PDFファイル[95KB]
  • 受賞者の声
    優秀賞受賞: 渡部 敬 様

    この度は栄誉ある辰野千壽教育賞優秀賞をいただきましたこと,心から感謝いた します。

    私が色そろばんを発明したのは2011年でした。知的障害の生徒に,なんとか計算ができるようになってもらいたいという気持ちが出発点です。色そろばんで学習すると,計算ができない?苦手な学習者でも,1年半程度の学習で3桁の足し算?引き算の暗算ができるようになります。身についた能力は数感覚に基づいた能力であるため,掛け算,割り算,分数とさらに高度な学習に進めることができます。驚くことに,障害の有無に関係なくできるようになるのです。これは,色そろばんは,人が生得的に持っているsubitizingという数認知能力を活用しているからです。

    繰り上がり,繰り下がりなどの計算学習の初期で躓くとその後の学習が困難になります。その困難さは,算数嫌いに結びつき,「わからない→できない→つまらない」の悪循環を生みます。色そろばんは,これを「わかる→できる→たのしい」に変えることができます。今回の受賞を契機に多くの方に色そろばんを活用していただき,計算学習の困難さを楽しさに変えていただければ幸いです。

    辰野千壽教育賞の授与

    10月22日(金)に第14回辰野千壽教育賞の授与式を開催し,本学の林泰成学長が,優秀賞を受賞された渡部 敬氏に,その栄誉を讃え,賞状を授与するとともに副賞を贈呈しました。

    授与式には,辰野千壽教育賞選考会議に学外有識者としてとして参画いただいた新潟工科大学教授の髙田喜久司様(選考会議議長)にも御出席いただきました。

    第13回(令和2年度)辰野千壽教育賞授与式

    前列左から,天野理事,髙田喜久司様,渡部敬様,林学長,中山理事
    後列左から,志村教授,中野教授,小埜教授,水落副学長,岩﨑教授,矢﨑事務局長


    このページは上越教育大学/総務課が管理しています。(最終更新:2024年02月19日)

    このページの先頭へ戻る

    サイトマップを開く